「今の給料に満足してないから、副業で5万円は稼ぎたい」
「オワコンと言われているWebライターは今から始めても遅くない？」
「副業で5万円稼ぐのは現実的な数字？」
私はこんな悩みを持ちながら副業を始めました。
物価が高騰している中、本業の給料だけでは、生活が厳しいと感じる方も少なくないでしょう。会社の給料を上げるのは簡単ではないことから、副業を考え始める人も少なくないです。
副業で始める人の中では、5万円を目標にして取り組む人が多いです。結論から言うと、Webライターを問わず、ほとんどの副業で5万円を稼ぐことは可能です。
しかし、副業を始めても、最初から稼げるわけではありません。本業と似た部分があり、最初は努力が中々報われない期間もあります。その中で「今から副業始めてまともに稼げるようになるのか？」と悩む人も居られるでしょう。
そこで、今回の記事では、私の実体験から以下について解説します。
- 副業で月5万円達成するために行ったこと
- 副業する際の注意点
- 副業を実際にやってみて思ったこと
実際に稼いでみて思ったことリアルなことをまとめます。これから副業に取り組んでみたいと思う方は、ぜひ参考にしてみてください。
副業でWebライターで月5万円稼ぐのは現実的
結論からお伝えすると、今から副業Webライターを始めて月5万円稼ぐことは、決して不可能ではありません。
SEOライターやシナリオライターなど、ライター1つだけでも多くの種類がありますが、完全未経験からでも副業で5万円は到達できます。さらに、月5万円の収入アップができると、生活や気持ちに少しゆとりができ、楽しみを増やせるでしょう。
しかし、本業にプラスして月5万稼ぐのは、決して簡単ではありません。Webライティング以外にもデザインや動画編集など、多くの副業があります。
どの副業を行う際でも、最初から稼げるわけではありません。
私の場合は実績や経験が少ないうちは、1ヶ月頑張っても3,000円だったこともあります。
頑張っても成果が出ないうちは「やってられない」と思うかもしれませんが、諦めず続けていれば5万円の副収入を得られます。
Webライターで月5万円達成するために行ったこと5選
ここでは、私がWebライターとして月5万円を達成するまでに行ったことを6つに分て解説します。
- 根気よく続ける
- 積極的に高単価の案件に応募する
- 1つ媒体に頼らない
- 案件を自分から獲得しにいく
- オンラインスクールや講座の活用
月5万円の副収入を得るまでに取り組んだことを惜しみなく書いています。ぜひ参考にしてみてください。
根気よく続ける
すぐに稼げるようにはならないので、コツコツと継続することが重要です。
実績がほとんどない状態では、文字単価0.5円といったような低単価案件しか受けられないケースもあります。時間をかけて頑張って1記事納品しても、1000円しか稼げないなんてこともあるでしょう。
実際に私自身、駆け出しのころは、1週間かけて執筆したのに報酬が500円だったことがありました。
「Webライターが稼げるなんて嘘だ…やってられない」と思ったことは何度もあります。
しかし「どうやったら5万円までいけるのか」と必死に考えて、継続したからこそ1記事1万円の仕事をもらえるようになりました。努力しても報われない時期は必ずあると思います。
月5万円の副収入を実現するには、どんな状況になっても根気よく継続することが非常に重要です。
積極的に高単価の案件に応募する
高単価で応募できる案件には、積極的に応募しましょう。
私自身が月5万円の副収入を達成したときの、単価と記事の本数は以下の通りです。
- 8000円 1本
- 16000円 2本
- 5500円 2本
当たり前かもしれませんが、5万円の副収入を目指す際、高単価の案件をこなす方が効率的です。さらに、副業であれば時間は限られているので、案件の選定は非常に重要だと経験談から思います。
駆け出しのころは「自分が文字単価2円の案件に応募してもいいのかな…」「初心者だし相手にされないんじゃないか」と思うこともあるでしょう。実際に私はこんな風に思っていました。
記事単価1000円の案件をいつまでもこなしていては、5万円に到達するには50本の納品が必要です。1人で1ヶ月に50本の記事を執筆するのは、現実的な本数ではなく、5万円に到達するまでに心が折れてしまうでしょう。
単価の高い案件を受注できれば、効率よく稼げます。実績を積んで高単価の案件を積極的にこなしていきましょう。
1つ媒体に頼らない
1つの媒体に頼らず、多くの媒体を使って案件を探しましょう。
媒体を限定してしまうと、獲得できる案件が限られてしまいます。サイトやツール特有の使いやすさはありますが、多くの媒体を駆使して案件を探しましょう。
私は月5万円に達するまでに、以下の場所で案件を獲得しました。
- X（旧Twitter）
- クラウドソーシング
- ライターのオフ会
- 講座の受講生コミュニティ
特にオススメなのはオフ会への参加です。個人の経験則ですが、一度直接顔合わせしたことがあるだけで、そのクライアントさんからの仕事の成約率はグンッ！と上がります。
発注者の方から一度聞いたことですが、一度でも直接会ったことがあるライターさんはそれだけで信頼性が大きく上がるようです。
私自身地方に住んでいますが、年に数回であれば東京や大阪へ行ってオフ会に参加はできます。「地方からオフ会のためにわざわざ来てくれたんですか！」と喜んでもらえることが多いです。
Xやクラウドソーシングは王道ですが、オフ会に積極的に参加して存在を認知してもらいましょう。案件の獲得だけではなく、有益な情報を聞けることが多いので、その点でもおすすめです。
案件を自分から獲得しにいく
多くのところに営業をかけて、案件を積極的に獲得しましょう。
Webライターの案件獲得の方法を調べていると「ポートフォリオ経由で問い合わせをいただいた」という内容を見ることがあると思います。ポートフォリオが充実していれば、確かに依頼されることもあるでしょう。
しかし、5万円を目指して取り組んでいる人の多くは、駆け出しから中級者の方と思います。駆け出しライターのポートフォリオをたまたま見て「この人に執筆をお願いしたいからオファーしよう」と思う人は少ないでしょう。
待っていても依頼メールを送ってもらえる確率は非常に小さいので、自分から多くの案件やメディアに積極的に応募して、仕事を獲得する必要があります。
中には「営業しても返信すらもらえなかった」「応募しても落とされる」などで、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
営業の成功率100%のライターはいません。落とされたら次の案件にチャレンジし、成約できるまで積極的に動きましょう。
オンラインスクールや講座の活用
知識やスキルが浅い場合には、講座やスクールを活用して補いましょう。
月5万円稼ぐには、行動することが何よりも重要です。しかし、専門的な知識やスキルを活かせる仕事の方が、時給が高い事が多いです。
Webライターの場合、担当ジャンルの専門的な知識以外にも、文章の書き方を覚える必要があります。独学でも学べますが、どの情報が今の自分にとって必要なのか選別が難しいです。
私はWebライターとしての全般の知識やスキルを1から学べる「WritingHacks」を受講しました。
ライティングスキルだけではなく、単価交渉の仕方や提案文の書き方など、Webライターに関する知識を総合的に学べます。
私は文章術も営業力も全くない人間でしたが、WritingHacksを受講したおかげで副業で5万円を達成できたと自信を持って言えます。
本講座は完全オンラインで受講可能で、無期限の質問サポートがついています。不明点があってもいつでも質問し放題なので、気軽に取り組めることが特徴です。さらに、動画は1本10分程度と短く、すきま時間に勉強を進めていけるのも大きなメリットです。
Webライターを始めてみたいという方は、ぜひ受講を検討してみて下さい。
月5万円の副収入を得るまでの3つの注意点
ここでは、副業を行う際の注意点を3つ紹介します。
- 会社が副業を許可しているか
- 本業に支障をださない
- すぐに結果がでなくても落ち込まない
ここに記載している注意点を考慮して副業に取り組みましょう。1つずつ詳しく解説します。
会社が副業を許可しているか
本業の会社が副業を許可しているかは、副業を始める前に必ず確認しましょう。
労働契約や就業規則などで副業を禁止している場合、無断行うと最悪の場合解雇されるリスクがあります。
また、副業は認めていても、申請が必要なケースがあります。会社内部の事情に少しでも不安がある場合、まずはまずは人事部門や上司に相談してみましょう。
本業で支障が出てしまっては、副業の意味がありません。会社で副業が許可されていることを確認した後に、副業に取り組みましょう。なお、私が務めている会社では、副業は許可されていました。
本業に支障をださない
副業を行うからといって、本業に支障をきたさないようにしましょう。
例えば、副業で夜遅くまで作業をしたせいで、寝坊や遅刻をしてしまうなど、人に迷惑をかけることは絶対に辞めましょう。
副業は、あくまでも本業の補完として行うものです。副業に真剣になり過ぎてしまい、本業のパフォーマンスを低下させては元も子もありません。
また、副業で稼げるようになるには、ある程度の作業時間の確保が必要です。本業に悪影響を出ないよう、副業にどの程度の時間や労力を割けるのかなど、スケジュール管理が重要です。
さらに、副業がストレスにならないように、適度な休息を取る必要もあります。自己管理を行えれば、本業のパフォーマンスを維持しつつ、副業で追加の収入を得られます。
しかし、無理なスケジュールや過度なストレスは、本業のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるので、注意が必要です。
私は寝坊や遅刻はありませんが、本業の間に睡魔に襲われたことは何回もあります。
すぐに結果がでなくても落ち込まない
すぐに稼げるようになるとは限らないので、結果で無くても落ちこまないようにしましょう。
副業で5万円達成するまでの期間は人それぞれです。人によっては初月から達成する人もいるでしょう。また、1年以上続けても、5万円に到達しない人がいることも事実です。
参考程度に、私がWebライターで月5万円に達成するまでにかかった期間は2年間でした。ライター全体として見れば、とても時間がかかった方だと思います。
月1万円を前後していた時は「こんなに頑張ってるのに報われない」とずっと思っていました。Webライターを辞めようと思ったことは、100回以上あります。
それでも「なんとか5万円稼いでやる！」と思い、色々な寄り道をしながら5万円に到達しました。
努力をしたからといって、必ず結果として報われるとは限りません。しかし、努力しなければ得られる結果はありません。
5万円に到達するまでにかかる時間は人それぞれです。すぐに結果がでなくても、諦めず継続しましょう。
副業Webライターをやってみてよかったこと3選
副業をやってみてよかったと感じることはたくさんあります。ここではその中でも突出してよかったと思っていること3つを紹介します。
- 文章がわかりやすいと褒められるようになった
- 収入が増えて気持ちのゆとりができる
- 新しい人脈が生まれる
実際に副業をやってみて思いもしなかったところでメリットがありました。詳しく解説していきます。
文章がわかりやすいと褒められるようになった
多くの人から「文章がわかりやすい」と褒めてもらえるようになりました。
私は本業でチャットツールや資料作成など、文章に携わることが多いです。Webライターを始めた後から、文章がわかりやすいと褒められる回数が目に見えて増えました。
実際にあった話として、上司の方から「AとBどっちがいいと思う？」と聞かれました。その返答で私は「Aがいいと思います。理由は3つあり1つ目に～」と結論ファーストの回答をしました。
Webライターの多くの方は、結論ファーストの書き方に慣れているでしょう。しかし、多くの人は結論ファーストの書き方に慣れていません。文章表現力が高いと、コミュニケーションが取りやすくなるので、確実にプラスに働きます。
文章がわかりやすいと褒められる事は、Webライターをやっている人なら全員嬉しいポイントでしょう。例外なく私も嬉しかったです。
収入が増えて気持ちのゆとりができる
副業の最もわかりやすいメリットは、本業以外からもお金を稼げる点です。
本業の給料は、上げたくても簡単に上がるものではありません。
実体験から思いますが、月の収入を5万円増やす場合、副業で稼ぐ方が難易度は低いです。
また、収入の柱が増えることでリスク分散ができ、精神的にも余裕ができます。
今回私は月5万円増やせましたが、副業の場合収入は青天井です。実際に私の知り合いでは、副業で30万円稼いでいる人がいます。中には副業で始めた仕事が、本業の収入を超えて独立した人までいます。
副業での追加収入は、生活の質の向上や将来への投資にあてられるので、気持ちにゆとりができるでしょう。休日や隙間時間を有効活用することで、経済的な安定性を得られる可能性があることは、とても大きなメリットです。
新しい人脈が生まれる
本業とは別の場所で仕事をするため、関わる人も大きく変わります。
本業では関わることのない職業や立場の人と知り合えます。特に、同じ副業に取り組んでいる人との人脈は、広がりやすいでしょう。
私の場合はWebライターなので、同じライターの人と交流できる機会が増えました。また、SNSアカウントを作成し運用することで、同じWebライターの方にフォローしてもらえる機会が多いです。
私の場合、同じライターの人とは50人以上知り合いができました。知り合うきっかけになった場所は、以下の通りです。
- SNS
- コミュニティのオフ会
- コミュニティのオンライン交流会
同じライター同士での人脈が増えれば、ネット上では得られないような知識やノウハウを手に入れられることがあります。
私は、新たな人脈から仕事の獲得につながったこともあるため、本業以外の人とのつながりはとても重要だと感じています。
副業を通して多様な職種の人との人脈を広げられることは、本当によかった事です。身の回りでは誰も就いていない職種の話は、非常に興味深くおもしろい話が多いです。
副業Webライターをやってみて大変だったこと3選
副業をやってよかったこともあれば、大変だった事ももちろんあります。私自身が感じ取った副業で大変だった事を3つ紹介します。
- プライベートの時間を削る必要がある
- 最初は全然稼げない
- 本業が忙しいと非常につらい
良かったことの裏には大変だった事も多くあります。私の経験から大変だった事を紹介するので、これから副業に取り組んでみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
プライベートの時間を削る必要がある
副業で稼ぎを得るには、プライベートの時間を削らないといけません。
副業は、本業以外の時間で稼働する必要があります。今まで遊びや休憩に使っていたプライベートの時間に、仕事に取り組まないといけません。
私の場合、副業を始める前は、休日は1日中ゲームをしていました。今では休日にゲームをやっていることはほとんどありません。副業の案件に取り組んでいるか、知識をつけるため勉強していることが多いです。
副業の案件の進捗次第では、県外から知り合いが来ていても顔を出すことができない場合もあります。また、家庭事情によっては、プライベートの時間を捻出する事が難しい場合もあるでしょう。
副業は本業以外の時間で行う必要があるため、プライベートの時間を工夫する必要があります。イメージですが、収入を得る対価としてプライベートを差し出しているような感覚です。
最初は全然稼げない
Webライターを始めたての頃は、バイトよりも稼げませんでした。
初心者の頃は、案件に応募しても落とされることが多いです。ようやく選考に通っても、テトライティングを通過できないケースもありました。テストライティングのみだと、1000円ほどしかもらえません。
実際に私のWebライター初月の報酬は、515円でした。バイト1時間にも満たない金額で、本当に心が折れそうになったことを今でも覚えています。
しかし、小さな案件をこなしていき、徐々に実績を積んでいくと1記事5000円以上で執筆を任せてもらえます。
ポケモンの世界で例えると、レベル1のポケモン1匹で四天王に挑戦しても手も足も出ないでしょう。レベル60のポケモンを6匹そろえて挑めば、クリアが現実的なものとして見えてきます。
Webライターに限りませんが、駆け出しの頃は、焦らず経験を積むことが大事です。実績を積めば、高単価案件も取れるようになっていきます。
本業が忙しいと非常につらい
本業の方で仕事量が増えると、副業に割ける時間が減るので、とても大変です。
副業は本業以外の空き時間の間で取り組む必要があります。本業が忙しくなり、残業が発生しやすい期間や、肉体的な疲労が蓄積しやすい時期などは、シンプルに大変です。
私の場合、通常の定時であれば17:30に仕事が終わります。忙しい時期は、残業が22:00頃までしていた時もありました。この場合、睡眠時間を削るか、本業が始まる前の朝の時間に副業のタスクをこなす必要があります。
私は睡眠時間を削って副業の案件をこなした事でなんとかなりました。しかし、本業で手一杯になる時期は、副業を避けるか業務量を減らした方が良いでしょう。
仕事量が増え過ぎると気持ちの余裕が無くなり、精神的にも体力的にもキツくなっていきます。本業が忙しい時に副業をするのはとても大変です。仕事量のバランスを意識しましょう。
副業で5万円稼ぐことは決して夢ではない
今の収入に満足していない事から、副業を始めようと考えている人は居ると思います。副業を始めても、最初は思うほど稼げないということは誰でもあるでしょう。私自身「副業で月5万円稼ぐなんて一部の天才しかできない偉業なんじゃないか」と思うことは何回もありました。
しかし、色んな回り道をしながら継続することで、月5万円の副収入を稼ぐ事ができました。私の経験から思いますが、副業で月5万円を稼ぐことは、決して非現実的な数字ではありません。
学歴もなく特徴的な実績も無い中で5万円を達成できたのは、確実に行動を続けたことであると思っています。
本業と副業を両立できれば、毎月副収入を得られるだけでなく、自分の得意分野が収入につながる事での自信がわいてくるでしょう。すきま時間を上手く活用し、あなたにあった方法で人生をより良いものにしていってください！
